1. FreeBSDのダウンロードとインストールメディアの作成
1. ダウンロード
1.1. イメージの選択
以下のサイトにアクセスします:
Get FreeBSD | The FreeBSD Project
最新RELEASE版のインストーライメージ
をダウンロードします。
インストール先の環境にあったものをクリックしてください(ほとんどのマシンではamd64
)。
仮想マシンイメージ
や、Raspberry Pi等のSDカードイメージ
については、導入方法が大きく異なるため今回は紹介しません。インストーライメージ
は仮想マシンでも利用可能です。
1.2. ダウンロードファイルの選択
CDやDVDに書き込む、仮想マシンにインストールする場合はbootonly
、disc1
またはdvd1
をクリックします。
USBメモリに書き込む場合はmemstick
またはmini-memstick
をクリックします。
bootonly
やmini-memstick
はインストール時に最新のパッチがダウンロードされるわけではなかったため、特にこだわりがなければdisc1
かmemstick
をおすすめします。
bootonly | インストール時にネットワーク接続が必要。ファイルサイズが最も小さい |
disc1(おすすめ) | インストールに必要なファイルが含まれる |
dvd1 | disc1の内容に加えて、良く使われるウィンドウマネージャおよびアプリケーションのバイナリも含まれる |
memstick(おすすめ) | disc1のUSBメモリ版 |
mini-memstick | bootonlyのUSBメモリ版 |
2. インストールメディアの作成
実機にインストールする場合
CDやDVD、USBメモリにダウンロードしたイメージファイルを書き込みます。
USBメモリに書き込む場合はRufus、balenaEtcher、Win32 Disk Imagerや、dd
コマンドなどを使用します。
Linux等でdd
コマンドを使用する
- 書き込みに使用するPCにディスクを接続する
- 書き込み先のディスクを確認する(
/dev/sda
など)$ sudo fdisk -l
- 以下のコマンドを入力してディスクにisoイメージを書き込む
注意:ディスクの内容はすべて消去されます。
$ sudo dd if=./xxx.iso of=/dev/xxx bs=1048576 status=progress
仮想マシンにインストールする場合
ダウンロードしたisoファイルをそのまま使用します。
VMWare ESXiやProxmox VE、VPSなどを使用する場合はイメージファイルを仮想マシンマネージャを使用してアップロードしてください。
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